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Canagliflozin はEnd-stage kidney disease を30%抑制 CREDENCE

2型糖尿病、eGFR 30から90 ml/min/1.73 m2未満の患者で、カナグリフロジン canagliflozin は end-stage kidney disease (透析、腎移植、eGFR < 15)の発症を30%抑制した。CREDENCE

2型糖尿病 4401人、eGFR 30から90 ml/min/1.73 m2未満、カナグリフロジンとプラセボの比較、すべての患者がランダム化の前にACEiあるいはARBを少なくとも4週間以上服用している。
フォローアップ median follow-up 2.62 年、カナグリフロジンでプライマリアウトカム End-stage kidney disease (透析、腎移植、eGFR < 15) 発症が30%抑制され、ステディは早期中止となった。

心不全による入院 ハザード比 (HR) 0.61, p<0.001
心血管死 HR 0.78, p=0.05
収縮期血圧 -3.30 mm Hg
拡張期血圧 -0.95 mm Hg
体重 -0.80 kg
Urinary albumin-to-creatinine ratio -31%
HbA1C 低下の差 -0.31%
estimated GFR slope はプラセボより低い。

腎保護のメカニズムは、糸球体内圧低下であると思われる。1)
循環血液中のAngiotensin IIの低下は低下し、心房利尿ペプチドも低下する。その結果、炎症が減少、腎臓内の酸素化が増加する。2)

1. Perkovic V et al. Canagliflozin and Renal Outcomes in Type 2 Diabetes and Nephropathy. N Engl J Med. 2019 Apr 14. doi: 10.1056/NEJMoa1811744. [Epub ahead of print]

2. Ingelfinger JR, Rosen CJ. Clinical Credence - SGLT2 Inhibitors, Diabetes, and Chronic Kidney Disease. N Engl J Med. 2019 Jun 13;380(24):2371-2373.

プロフィール

N. Ishizuka

Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

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