膵切除後の膵島自家移植、GLP-1受容体で膵島の局在確認

9月23日号のNEJM誌に、ラベルしたexentin-4をトレーサーとして用いて、移植膵島の局在診断をしている論文を読みました。

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GLP-1経口投与でも食欲抑制作用あり。

ペプチドを経口投与可能にするsodium N-[8-(2-hydroxybenzoyl) amino] caprylate (SNAC) を使って、経口GLP-1製剤も開発中のようです。このシステムで、血液中のGLP-1濃度が上昇し、エネルギー摂取が抑制されたという結果が、10月のAm J Clin Nutrに掲載されています。

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クロピドグレルとSNPs

クロピドグレルのloss-of-function allele があると、noncarrier に比べ効果が減弱するというのがこれまでの報告だけれど、NEJM誌の最近の論文1) では、すでに報告されていたCURE trial とActive A trial のSNPs解析で、loss-of-function alleleがあっても、プラセボに比べ心血管イベント抑制を示したということになっていた。

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TREAT study エリスロポエチン製剤に対して、貧血が改善しない群は心血管イベントリスクが高い。

9/17に、この夏はじめて、インフルエンザ迅速キットでインフルエンザAを診断しました。季節型インフルエンザ(H3N2, H1N1)は夏には出なかったので、去年流行った新型インフルエンザH1N1の可能性が高い。今後発熱の若い人にはサーベイランスのためにインフルエンザ迅速キット検査を行っていこうと思います。

NEJM 誌に掲載されたTREAT (Trial to Reduce Cardiovascular Events with Aranesp Therapy) studyの続報を読んでみました。透析前にエリスロポエチン製剤を使う際、Hb13.5 mg/dl を越えると心血管イベントリスクが高くなるという報告があるけれど 3)、TRETstudy では、エリスロポエチン製剤に対する反応が悪いことが問題であるという結果です。

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Clopidogrel と Ticagretor (PLATO) STUDY

Clopidogrelの後継薬の開発も進んでいるようで、まずTicagrelorのPLATO study を読んでみました。

まとめ
Clopidogrel、TicagretorはともにP2Y12 (ADP 受容体)の阻害薬。

Clopidogrelは肝臓でCYP2C19により代謝をうけるプロドラッグで、作用発現までタイムラグがある。
Ticagretor は、P2Y12 の可逆的、直接阻害薬

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N. Ishizuka

Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

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