薬理学的量のGIPは、グルカゴン分泌を促進する。血糖コントロール後にはGIPのインスリン分泌増強作用は回復する。

ヒトの糖尿病で、GLP-1とGIP併用での血糖降下作用の検討結果です。
糖尿病では、GIPのインスリン分泌作用が非常に低下しているが、マウスでは薬理学的量のGIPで血糖値を改善させた報告があり、ヒトでも検討したということらしい。GLP-1とGIPの相互作用についても期待された点もあった。結果としては、薬理学的量のGIPはグルカゴン分泌を促進して、GLP-1とGIPの併用降下は認められないという結果です。

続きを読む

テーマ : 勉強日記
ジャンル : 学問・文化・芸術

ダビガトランの容量に関するFDAの見解

ダビガトランはアメリカで150 mg twice daily の1容量のみが認可された。
NEJM online first に、FDAがダビガトランの高容量のみ認可した理由が書かれています。

続きを読む

テーマ : 勉強日記
ジャンル : 学問・文化・芸術

第2世代抗精神病薬と肥満、糖尿病、脂質異常症

スタッフ研究会で、抗精神病薬と高血糖についての講演を聴いて、抗精神病薬と肥満、糖尿病に関して、ADA とAMERICAN PSYCHIATRIC ASSOCIATION (APA) がconsensus statement を出していることを知りました。糖尿病を起こすリスクは知っていたが、第2世代の抗精神病薬がかなり体重増加をきたすことを気づかされました。

続きを読む

テーマ : 勉強日記
ジャンル : 学問・文化・芸術

アジア人のBMIと死亡率および脂肪量

NEJM2月24日号に掲載されたアジア人114万人でのBMIと死亡率の結果です。公衆衛生的な論文は面白みに欠けるかと思ったが、意外とBMIと体脂肪の関係などかなり勉強になりました。

続きを読む

テーマ : 勉強日記
ジャンル : 学問・文化・芸術

SGLT-2ノックアウトマウスの結果、選択的SGLT2阻害薬と糖尿病

DPPIV阻害薬がほぼ出そろったあと、今後期待されるのは選択的SGLT2阻害薬かと思います。Diabetes3月号では、SGLT-2-/- mice の解析結果が出ています。

続きを読む

テーマ : 勉強日記
ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィール

N. Ishizuka

Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

最新記事
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
102位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
自然科学
13位
アクセスランキングを見る>>
検索フォーム