Insulet 社の新しいOminiPod

OminiPod はインスリンのリザーバーとカニューレが一体化している。
アメリカで、新しいOminiPod が認可され、これまでより34%小さく25%軽い。
 
血糖測定器「 free style」とポンプ操作部が一体となったPersonal Diabetes Managerで操作、
 
リザーバーとPersonal Diabetes Managerは無線でcommunicateする。(1.5mまで交信可能。)
カニューレが破損したときはピンクのインジケータがつく。
 
 Medgadget の記事
FDA Approves Insulet’s New OmniPod Diabetes Management System
(OminiPodは日本では未発売)
 

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人工膵島 (Artificial Pancreas, AP) の認可の見込みは7年以上先。

人工膵島 (Artificial Pancreas, AP) がアメリカで認可されるまでにはあと7年以上かかるのではないかというフォーブス誌の記事です。
JDRFはAPを市場に出すことを急ぎすぎていて、より完成度の高いものを作ることの方が重要であるという内容です。

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β細胞の脱分化 (dedifferentiation) と再分化 (Redifferentiation)

Foxo1 β細胞のidentity を決める重要な転写因子で、Foxo1が欠損したβ細胞では、インスリンなどβ細胞特異的な遺伝子発現が低下し、グルカゴンが発現され、β細胞がα細胞へ変換する dedifferentiationがおこる。またストレス下のβ細胞でも同様の現象が認められる。
Dedifferentiation したβ細胞をRedifferentiation させることができれば、糖尿病の治療に役立つのではないかというレビューです。(NEJM 2月7日)

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インスリンとグルカゴンをつかった、dual-hormone artificial pancreas

インスリンとグルカゴンをつかった、dual-hormone artificial pancreas と従来型インスリンポンブを比較した最初のトライアル
従来のインスリンポンプ療法に比べ、低血糖リスク、夜間低血糖リスクを大幅に減少させた。溶解液中のグルカゴンが不安定であり、日常のポンプ療法に使いにくいという問題点もある。

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IAPP oligomer はユビキチンプロテオソームシステム、オートファジーを阻害する。

IAPP のレビューです。(Diabetes 2月号)IAPP oligomer は、細胞内の小器官膜を障害し、ユビキチンプロテオソームシステム、Autophagy の阻害によりβ細胞の機能障害を起こす。
 
ヒトのβ細胞は20歳までに増殖 (replication) するがβ-cell mass には個体差がある。インスリン分泌の負荷がかかるとER でIAPP などのunfolded protein の産生も増える。ユビキチンプロテオソームシステム、オートファジーで処理しきれなくなると β細胞機能障害がおこるというストーリです。

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N. Ishizuka

Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

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