塩分摂取と高血圧

NEJM3月号の塩分制限に関するレビューです。2011年、Cochrane analysis で、塩分制限は、cardiovascular disease は減少させないと記載されましたが、NEJM誌のレビューでは、多くのスタディで、塩分制限が、cardiovascular disease とall-cause mortality を減少させると述べています。

続きを読む

テーマ : 勉強日記
ジャンル : 学問・文化・芸術

SGLT2の阻害では、代償的にSGLT1でのグルコース再吸収がおこる。

Diabetes 10月号のSGLT2阻害薬のレビューを読みました。生理的状態で、尿細管でグルコースの再吸収は180g/day、そのうち145g /day がSGLT2 を介する再吸収だが、SGLT2阻害薬投与下では55−60g/day 尿糖を排泄するのみ。予測される尿糖再吸収抑制の30%~50%の効率となっている。
この理由は、SGLT2を阻害すると、代償的にSGLT1 を介して尿糖再吸収が起こるため。SGLT2阻害とSGLT1 のPartial inhibition のある薬剤で、消化器症状が起こらないことが報告されているので、SGLT2だけでなくSGLT1をある程度阻害する薬剤の開発も必要でしょうという内容でした。

続きを読む

テーマ : 勉強日記
ジャンル : 学問・文化・芸術

Diabetes won't change my life

イギリスの内務大臣、Theresa Mayは、去年の年末に1型糖尿病を発症した。BBCのインタビューで、1型糖尿病発症後も普通に生活していると話しています。
 
"自分は、幸運にも人生の後半に発症した。子供にとってはとても困難なことに違いない。"
 
"普通の生活を送ることができます。突然、生活を大きく変えたり、ほかの人たちができることを、あなたがやめたりする必要はない。"
 
”学校や職場の人々は、(1型糖尿病のある患者が)普通に働き、病気をうまくやり過ごし、とても普通の生活を送ることができることを理解していく必要がある。”

Mrs May added: "I'm fortunate I developed this condition later on in life. It must be really difficult for young children.
"You are able to live a normal life. This is not something that suddenly your life is going to have to change dramatically or stop you doing things other people can do.
"Schools and workplaces need to recognise this is something people can work with and manage and live a very normal life."
 
Theresa May: Diabetes won't change my life
http://www.bbc.co.uk/news/uk-politics-24539919
 

テーマ : 勉強日記
ジャンル : 学問・文化・芸術

GLP-1受容体作動薬の胃排出能抑制に対する tachyphylaxis

リクセナチド の講演会に行ってきました。長時間作用型GLP-1受容体作動薬は、短期間作用型に比べ、胃排出能抑制がききにくくなり、食後の血糖が上昇しやすいことが注目されている。

続きを読む

テーマ : 勉強日記
ジャンル : 学問・文化・芸術

メトフォルミンに追加する薬剤はDPP4阻害薬かSGLT2阻害薬か。SGLT2阻害薬のまとめ

NEJM のClinical Decision で、DPP4阻害薬とSGLT2阻害薬のどちらをメトフォルミンに追加するか投票を求めています。
患者背景が現実によくありそうな設定だったのと、来年発売とされるSGLT2阻害薬についてよく書かれていたのでまとめました。

続きを読む

テーマ : 勉強日記
ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィール

N. Ishizuka

Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

最新記事
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
97位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
自然科学
13位
アクセスランキングを見る>>
検索フォーム