ノロウイルス感染症

Current Concepts: Norovirus Gastroenteritis

N Engl J Med 2009;361:1776-85.

1 少ないウイルス量でも感染する。(18-1000 particles) 家族間の2次感染の割合は30%以上。

2 ウイルスの排出(viral shedding) が、発症前から30%の患者で見られ、発症後も長く続き、潜在的な2次拡大のリスクを増やす。

3 ウイルスは広い範囲の温度で生存可能(凍結温度から60度)。物の表面や飲料水、食品(生ガキ、野菜、果物)を介して感染。

4 ノロウイルスは各ストレインで変異が多く、抗体のcross-protection は認められない。

 

下痢の原因として大人ではもっとも多く、5歳以下ではロタウイルスに次いで多い。

潜伏期 (incubation period) は10-51時間。

患者はlow titer のウイルスを8週間排出し続ける。

ワクチンは、viral particle を経口摂取する方法があるが、ウイルスのstrainが絶えず変異していて(インフルエンザウイルスのように)毎年接種が必要になる。viral particleにようるstudy は進行中。

関連記事

テーマ : 勉強日記
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

N. Ishizuka

Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

最新記事
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
110位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
自然科学
14位
アクセスランキングを見る>>
検索フォーム