Drug-eluting stent(DES) でのdual antiplatelet therapy

Drug-eluting stent (DES)は、Bare-metal stent (BMS) に比べrestenosis が低いため。広く使用されている

NEJM4
15日号では、ZotarolimusSirolimus, Paclitaxel を使ったステントでの抗血小板療法のスタディを掲載。Stent implantation の後、 アスピリンかアスピリン+クロピドグレル投与。19.2カ月で、心筋梗塞、心血管死で有意差なし。

このスタディでは、予測の25%しかイベントが起こらなかった。これまでの報告と異なり、クロピドグレルの併用で、アスピリンに比べ、有意差はないものの心筋梗塞、心血管死が多かった。このスタディからは実践に生かす情報は得られない結果となってしまった。

DESでは、Very late stent embolism (> 1year after implantation) BESに比べ0.5/年増えることが指摘されている。Restenosis に 比べstent embolism は大きい心筋梗塞を起こす。

ガイドラインでは、DES植え込み後 にアスピリンとクロピドグレルのdual antiplatelet therapyを少なくとも12カ月行い、可能ならさらに継続することが推奨されている。

現在のエビデンスでは、DESではVery late stent embolismの懸念があるために、クロピドグレルとアスピリンの長期服 用が必要となっています。

1.
Duration of Dual Antiplatelet Therapy after Implantation of Drug-Eluting Stents N Engl J Med 2010;362:1374-82.

2. Optimal Duration of Clopidogrel Use after Implantation of Drug-Eluting Stents ― Still in Doubt N Engl J Med 2010;362:1441-1443.





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糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

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