DPPOS―ライフスタイル介入の重要性を再び示す。

Diabetes prevention program (DPP) 終了後、約6年間のフォローアップ結果、プラセボに対してライフスタイル介入が34%、メトフォルミンが18%、糖尿病の新規発症を減らした。
DPPでは、プラセボに対して、ライフスタイル介入が58%、メトフォルミンが31% 糖尿病の新規発症を減らした。(3819人のOGTT正常者、境界型が対象となり、2.8年のstudy結果)
2001年7月に終了



Bridge period 2001/8 /1~ 2002/8/31
メトフォルミンのウオッシュアウト
すべての人に16セッションのライフスタイルカリキュラムの実施(DPPライフスタイル介入と同じ内容)
DPPでライフスタイル介入群だった人には、さらに個別のライフスタイル介入プログラムは続ける。



Follow-up program 2002/9 より開始
ライフスタイルセッションはすべての参加者に3カ月に一度実施。
ライフスタイル介入群には、さらに年4回、体重減少に対するself-management を励ますセッションを実施。
メトフォルミン群は、メトフォルミン850mg/2 処方。
フォローアップの目的はDPP 介入の糖尿病発症と合併症に対する効果を評価すること。

結果と考察 
Bridge period で、メトフォルミン群の糖尿病発症率が上がった。(メトフォルミンのウオッシュアウトのため)

フォローアップ中の3群の糖尿病発症率は同じ(メトフォルミン群とプラセボでの発症率が低下した。)Bridge period のライフスタイル介入の効果か。

60-85歳の人にライフスタイル介入の効果があり、体重を減らすことができた。

60-85歳の人では、メトフォルミンの効果がなく、ライフスタイル介入の効果が一番強かった。

ライフスタイル介入と、メトフォルミンは長期に体重を減らす効果がある。

10-year follow-up of diabetes incidence and weight loss in the Diabetes Prevention Program Outcomes Study Lancet 2009; 374: 1677–86

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19878986

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N. Ishizuka

Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

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