グラルギンとGLP-1アナログ

Patient-centred treatments for type 2 diabetes. Lancet 2008; 371: 1047 – 1048
 
APOLLO studyComment では、グラルギンとGLP-1アナログの関係について記載されていた。
                                                                                               
APOLLO study SU剤+メトフォルミンでコントロール不良な糖尿病患者(A1C7.5%から10%)をグラルギンかリスプロの上乗せ治療に振り分け、44週間治療。グラルギンの非劣性スタディのため行われた。

リスプロに比べ、グラルギンでは
78%低血糖が少なく、体重増加も少なく、患者の治療満足感も高かった。

しかし、
SU剤+メトフォルミンでコントロール不良となったら、患者は、グラルギンか、あるいは、体重減少の期待できるGLP-1アナログ(エクゼナチド)を希望するかもしれない。」

という内容です。
 
APOLLO study で、グラルギン44週間治療で、体重は約3kg増加している。注射剤を使うということに踏み切るなら、肥満患者には、GLP-1 アナログの方がいいのかもしれない。GLP-1アナログの日本発売も近いようなので、この選択に迷うようになるのも近いようです。
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Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

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