高齢の2型糖尿病では、血糖変動スコアMAGEと認知機能スコアMMSEが相関する。

DPP4 阻害薬、アログリプチンの講演会で、血糖変動を少なくすることの重要性を示すとして紹介された論文を読んでみました。高齢の2型糖尿病で、補正した認知機能スコアMMSEと血糖変動スコアMAGEが相関する。

平均年齢78歳の2型糖尿病、121人、HbA1C7.9%、空腹時血糖153
すべて経口薬での治療、皮質、皮質下の病変なし
 
48時間の持続血糖モニター (CGM)を施行、認知機能スコアMMSEを測定した。
血糖変動の目安として平均 ±1SD以内が望ましいので、± SD以内の血糖変動は除外した。
 
MAGEは補正したMMSEと有意に相関した。MAGEが高いと、MMSEは低くなる。
年齢、性別、BMI、経口薬、平均血圧、A1C、PPG、FPGとは独立した指標となっている。
 
血糖変動→酸化ストレス→微小脳血管障害を起こす。
 

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N. Ishizuka

Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

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