GPR40作動薬、TAK-875の日本人第2相試験の結果

GPR40作動薬、TAK-875の日本人第2相試験の結果は、Diabetes Care のonline first に掲載されています。
グリメピリド1mgと同等にA1Cを低下させ低血糖が少ない。第2相試験中で、今後、不都合なoff-target effect が示されなければ、かなり有望な糖尿病薬です。

2型糖尿病、20歳以上、A1C 7.5%〜10.4%で登録
平均年齢57.9歳、罹病歴6.7年、A1C 8.45 ± 0.86%

12週後、ベースラインからA1C の低下は
<プラセボ 47人>
0.09%
<1 mg グリメピリド 49人>
−1.32%

<TAK-875   299人>
6.25 mg         12.5 mg         25 mg            50 mg            100 mg         200 mg
−0.54%         −0.67%         −0.88%         −1.27%          −1.29%         −1.40%

低血糖のエピソード
TAK-875 0.7% グリメピリド 4.1%

前後で食事負荷テストを試行、Δ active GLP-1 AUC 0-2h は、TAK-875  50 mg、100 mg、200 mg で、プラセボに比べ有意に増加していた。
TAK-875が、GLP-1分泌に与える影響について今後検討が必要とのこと。

1. Randomized, Double-Blind, Dose–Ranging Study of TAK-875, a Novel GPR40 Agonist, in Japanese Patients With Inadequately Controlled Type 2 Diabetes


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N. Ishizuka

Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

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