ピオグリタゾンと膀胱がん(8) 100万人規模、4~7.4年のフォローアップでは ピオグリタゾンと膀胱がんの関連なし。

ヨーロッパで101万人のスタディ、4.0~7.4年のフォローアップ
膀胱がんの診断は3248例、117例にピオグリタゾンの服用歴がある。
 
ピオグリタゾン2~3年服用で膀胱がん診断22例(全膀胱がん 22,505 patient-years)
3年より長期服用10例(全膀胱がん 26,004 patient-years)
 
ピオグリタゾン100日服用の膀胱がん発症リスク比は男性1.01 、女性1.04で、ピオグリタゾンと膀胱がんの関連は認められなかった。

スタディのlimitation としては、フォローアップ期間が4~7.4年と短いこと。


PPARγは正常の尿路上皮に発現し、膀胱がんでは発現が増加する。
 
Levin D et al. Pioglitazone and bladder cancer risk: a multipopulation pooled, cumulative exposure analysis. Diabetologia. 2014 Dec 7. [Epub ahead of print]
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25481707
 

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N. Ishizuka

Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

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