長時間作用型GLP-1受容体作動薬は中枢性の食欲抑制作用により体重を減少させる。

長時間作用型GLP-1受容体作動薬は中枢性の食欲抑制により、短時間作用型は胃排出能抑制により体重を減少させる。

ラットで、蛍光ラベルしたリラグルチドを末梢投与した。
リラグルチドは、視床下部弓状核 (Arcuate nucleus) のPOMCニューロンに取り込まれる。

長時間作用型のGLP-1受容体作動薬はgastric emptying に影響しないが、中枢に直接作用し食欲を抑制することにより体重を減少させる。

一方、短時間作用型のGLP-1受容体作動薬はgastric emptying を減少させ、食事摂取量を減らすことにより体重を減少させる。

1. Secher A, Jelsing J, Baquero AF, Hecksher-Sørensen J, Cowley MA, Dalbøge LS, Hansen G, Grove KL, Pyke C, Raun K, Schäffer L, Tang-Christensen M, Verma S, Witgen BM, Vrang N, Bjerre Knudsen L. The arcuate nucleus mediates GLP-1 receptor agonist liraglutide-dependent weight loss. J Clin Invest. 2014 Oct;124(10):4473-88.

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N. Ishizuka

Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

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