シタグリプチン服用で、心血管イベントはプラセボと非劣性、心不全入院は増加しない。(TECOS Study)

TECOS Study
A1C 6.5-8% 年齢50歳以上、メトフォルミン、ピオグリタゾン、スルフォニルウレアの2剤まで、あるいはインスリン (メトフォルミン併用可)で、血糖コントロール安定している14671人にシタグリプチンあるいはプラセボの服用を開始。

プライマリーアウトカムは心血管死、非致死性心筋梗塞、非致死性脳卒中、不安定狭心症による入院。

フオローアップ3年、least square methodによるA1Cの差は0.23%

プライマリーアウトカムでシタグリプチンはプラセボに対して非劣性、心不全による入院、重症低血糖は二つのグループで差はない。
急性膵炎はまれな疾患 (uncommon) で、シタグリプチンで発症が多いが有意差なし。

Green JB et al. Effect of Sitagliptin on Cardiovascular Outcomes in Type 2 Diabetes.
N Engl J Med. 2015 Jul 16;373(3):232-42.

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N. Ishizuka

Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

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