エクゼナチドとグラルギンの比較

Exenatide versus Insulin Glargine in Patients with Suboptimally Controlled Type 2 Diabetes: A Randomized Trial. Ann Intern Med October 18, 2005 143:559-569
http://www.annals.org/content/143/8/559.full.pdf+html
 
2005年にpublishされたエクゼナチドとグラルギンの比較。イーライリリー社がスポンサーの論文。
 
SMBGによる血糖プロファイル示してあり、グラルギンは食前100食後180位であるのに対してエクゼナチドは140前後で平坦な感じ。当然のことながら、エクゼナチドは、ミールトレランステストでの血糖上昇を、一番上がる1時間値でも30mg/dl以下に抑えている。投与量も、グラルギンがFBSを見ながらtitration しているのに対して、エクゼナチドは簡便。
肥満者ではGLP-1アナログが、メトフォルミン、αGIの次に試みるべき治療になりそう。吐き気によるwithdrawal はエクゼナチドが多い。
 
概要
対象551人、平均BMI 31SU剤、メトフォルミンは継続、エクゼナチドとグラルギンに振り分け、26週観察。
エクゼナチドは5 µg12回で開始、10 µg12回まで増量可
グラルギンは10 U/日で開始、FBS 100以下を目指して増量、26週後の平均使用量は26単位/
体重はエクゼナチド 2.3 kg 減少、グラルギン 1.8 kg 増加
A1C7%以下達成率 エクゼナチド61%、グラルギン68%

テーマ : 勉強日記
ジャンル : 学問・文化・芸術

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N. Ishizuka

Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

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