糖尿病性心筋症 (Diabetic cardiomyopathy)

DPP4阻害薬の講演会で糖尿病性心筋症について言及されていた。

糖尿病性心筋症 (Diabetic cardiomyopathy)
糖尿病では、明らかな冠動脈閉塞なく、心不全の発症が認められる。左室拡張機能不全を伴っていることが多い。1)

糖尿病性心筋症では、冠動脈の微小循環障害を伴うと相定され、冠動脈のmicroaneurysm も認められる。1)

網膜症、アルブミン尿が存在すると心不全のリスクが増加する。1, 2)

1. Cheung N et al. Diabetic retinopathy and risk of heart failure. J Am Coll Cardiol. 2008 Apr 22;51(16):1573-8.
糖尿病性網膜は心不全のリスクファクター

2. Vaur L et al. Development of Congestive Heart Failure in Type 2 Diabetic Patients With Microalbuminuria or Proteinuria Observations from the DIABHYCAR (type 2 DIABetes, Hypertension, CArdiovascular Events and Ramipril) study Diabetes Care. 2003 Mar;26(3):855-60.


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N. Ishizuka

Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

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