Virginia 大学の人工膵臓、2ヶ月間、日常生活で使用、target range に入る時間が長い

オランダ、フランス、イタリアのグループから、人工膵臓 (AP) あるいはSensor augmented pump (SAP) を夜8時から朝8時にかけて2ヶ月間装着したクロスオーバーランダマイズドトライアルの報告

人工膵臓はVirginia 大学が開発した the Diabetes Assistant (DiAs) を使用し、血糖値119 mg/dlとなるように設定している。
APでは、血糖値70-180 mg/dl に入った時間が長く(66.7% vs. 58.1%)、高血糖(>180mg/dl)、低血糖 (<70 mg/dl) の時間が短い。
平均A1cはAP期で0.3% 減少 コントロール期 0.2% 減少 p=0.047

32人中 23人がより長期のAP使用を望んだ。
23 (74%) of 31 patients who responded fully agreed with the statement "I would want to use the AP for a prolonged period of time".

デバイス間のワイアレス接続不良で、AP期間のうち2.6%でAPが機能していなかった。

Kropff J et al. 2 month evening and night closed-loop glucose control in patients with type 1 diabetes under free-living conditions: a randomised crossover trial Lancet Diabetes Endocrinol. 2015 Dec;3(12):939-947. doi: 10.1016/S2213-8587(15)00335-6. Epub 2015 Sep 30.

 
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N. Ishizuka

Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

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