1型糖尿病の膵外分泌腺所見 膵管閉塞を伴う膵管上皮過形成/異形成

緩徐進行型1型糖尿病 (SPIDDM) の膵重量は、急性発症1型糖尿病に比べ有意に低い

SPIDDMでは11例すべてに、外分泌腺単核球の浸潤、線維化、lobular atrophy を伴った広汎な膵炎像を認める。

ムチンによる膵管閉塞像や、膵管の過形成/異型性 (ductal epithelial hyperplasia/dysplasia, DEHD) が、SPIDDMでは、1型糖尿病、2型糖尿病に比べ高率に認められる。

Kobayashi T. et al. Pancreatic ductal hyperplasia/dysplasia with obstructive chronic pancreatitis: an association with reduced pancreatic weight in type 1 diabetes. Diabetologia. 2016 Apr;59(4):865-7. doi: 10.1007/s00125-016-3867-x. Epub 2016 Jan 28.
SPIDDM 11例、急性発症1型糖尿病 10例、2型糖尿病 15例 、糖尿病のない19例の剖検データ

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N. Ishizuka

Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

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