生下時低体重のリスクアリルを持つ低体重は、2型等発症リスクが増加する

生下時体重に関連する7つのSNPsが知られている。このうちADCY5、CDKAL1は2型糖尿病との関連が指摘されている。

他の5つのSNPsより算出したgenetic risk score (GRS) および個々のSNPs と2型糖尿病の関連を検討した。
さらにMendelian randomization analysisで、2型糖尿病に対する生下時低体重の potential causal effect size を解析した。

GRSが1ポイント上昇するごとに2型糖尿病リスクは6%増加する。

CCNL1 rs900400、5q11.2 rs4432842 は、2型糖尿病と、dose–response association を認めた。

Mendelian randomization analysis で、genetically determined birth weight の1SD 低下に対する2型糖尿病のオッズ比は、2.94となった。

低体重だけでは2型糖尿病のリスクとならないかもしれないが、子宮内発育に影響する状況にさらされることが2型糖尿病の発症原因となるのかもしれない。

“Notably, birthweight itself may not be an exposure relevant to type 2 diabetes; instead, the exposures influencing intrauterine growth are more likely to play a causal role in the development of the disease."

Wang T et al. Low birthweight and risk of type 2 diabetes: a Mendelian randomization study Diabetologia 2016 Sep;59(9):1920-7
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N. Ishizuka

Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

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