Empagliflozinは、LV mass を低下させ、拡張期心機能を改善せる。

 2型糖尿病患者10人、Empagliflozin 開始前と3ヶ月後で心エコー検査を施行
Empagliflozin 服用により、LV mass が低下し、the early lateral ferocity で評価した拡張期心機能が改善した。
血圧、体重は変化なし。A1C 7.3%から6.81%へ低下
ヒトの心臓にはSGLT2は発現していない。 Empagliflozin が心臓のなんらかのレセプター、基質に結合している可能性もあるかもしれない。
LV mass 低下の要因
・血管内容量の低下
・ナトリウム排泄促進
・arterial stiffness の改善

10例の少ないデーターながら、SGLT2阻害薬が、LV reverse remodeling を望ましい方向へ促進する可能性を示している。

Verma S et al. Effect of Empagliflozin on Left Ventricular Mass and Diastolic Function in Individuals With Diabetes: An Important Clue to the EMPA-REG OUTCOME Trial?Diabetes Care. 2016 Sep 27. pii: dc161312. [Epub ahead of print]


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N. Ishizuka

Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

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