CGMとSMBGの比較 (IN CONTROL)

 1型糖尿病52人、CGMとSMBGを16週間使用の比較。CGM使用期間で、正常血糖値に入る時間が長く低血糖の時間が少なく、重症低血糖の頻度は少なかった。

まとめ
1型糖尿病52人、CGMとSMBGの比較、CGM-SMBGあるいはSMBG-CGMの順で、12週間ウォッシュアウトを挟んで16週間介入する。
CGM期間はParadigm Veo system、MiniLink transmitter、Enlite glucose sensor を使用する。SMBG期間はリアルタイムで血糖値を表示しないiPro2を装着する

CGM期間で、正常血糖値に入る時間が長く、180 mg/dl をこえる時間、70mg/dl以下となる時間が短い
重症低血糖はCGMで少ない。(14 events vs. 34 events, p=0·033)
CGMとSMBGで、self-reported hypoglycaemia awareness scoresは変わらなかった。
正常血糖値に入る時間は、CGMとインスリン頻回注射、カーボカウンティングの有無には関係しなかった。

重症低血糖、無自覚低血糖を減らす方法として、患者教育 (DAFNE、BGAT)、インスリン頻回注射からCSIIへの切り替えでエビエンスが示されており、CGMよりコストがかからない。

van Beers CA et al. Continuous glucose monitoring for patients with type 1 diabetes and impaired awareness of hypoglycaemia (IN CONTROL): a randomised, open-label, crossover trial Lancet Diabetes Endocrinol. 2016 Nov;4(11):893-902

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N. Ishizuka

Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

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