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リラグルチドはアルツハイマー病でBBBのグルコース輸送能を改善する。

Blood-brain barrier (BBB)では、Astrocyte と微小血管に発現するGLUT1が主な役割をはたす。
Neuron にはGLUT3が発現する。

アルツハイマー病患者リラグルチド18人プラセボ20人の比較試験
アルツハイマー病では、罹病間が長いほどBBBのグルコース輸送能 (brain glucose transfer capacity, Tmax) は低下している。
Cerebral metabolic rate for glucose は認知機能と正の相関を示す。

リラグルチド投与6ヶ月後、プラセボに比べ脳皮質のTmaxは上昇し、healthy volunteer と同等となった。

リラグルチドが、Transporter の密度 (density) 、基質への親和性を変化させる、あるいは BBBでグルコースの gradient 変え、Tmaxを改善すると考えられている。

Gejl M et al. Blood-Brain Glucose Transfer in Alzheimer’s disease: Effect of GLP-1 Analog Treatment. Sci Rep. 2017 Dec 13;7(1):17490

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N. Ishizuka

Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

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