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心筋のGIP受容体シグナリングは脂質代謝を制御する。

GIP受容体は心房および心室に、GLP-1受容体は主に心房に発現している。

GIP受容体シグナリングは心臓の脂質代謝を制御している。
GIP受容体の活性化は、心筋の脂肪酸酸化を増加させる。
GIP受容体の除去は、hormone sensitive lipase (HSL) phosphorylation を減少させ、心筋で中性脂肪蓄積が増加する。

GIP受容体を除去したマウスで、心筋梗塞による心筋障害が軽減される。
高血糖下では、心筋エネルギー代謝の25%がTAG蓄積から得られており、心筋の中性脂肪蓄積増加により、心筋梗塞時の心筋が保護される。

Inactivation of the Glucose-Dependent Insulinotropic Polypeptide Receptor Improves Outcomes following Experimental Myocardial Infarction

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N. Ishizuka

Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

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