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1型糖尿病に対する dapagliflozin DIRECT-1

1型糖尿病に対するdapagliflozin 24週間投与で、A1Cは約0.4%低下、体重と総インスリン量が減少する。

まとめ
1型糖尿病に対するdapagliflozin 24週間投与、833人の登録、n=778
dapagliflozin 10 mg、5 mg、プラセボへ1:1:1で割り付け

dapagliflozin 10 mg では
ベースラインA1C 8.53%から0.45%低下
体重82.4kgから3.1kg 低下
総インスリン量59.4 IUから5.5 IU減量
Dapagliflozin 10 mgは、5 mgよりインスリンの減量率、体重減少率が大きい。

糖尿病性ケトアシドーシスの発症は、dapagliflozin 5 mg 4人(1%)、dapagliflozin 10 mg 5人(2%)、プラセボ 3人(1%) 
参加者は家庭用ケトン測定器を配布され、血糖値1日4回測定で血糖が持続高値の時はケトン体測定を指示されていた。
2週間に1回来院してケトアシドーシスをチェックした。総インスリン量の減量は20%までとするよう推奨されていた。
これらがケトアシドーシスの発症を抑制したと考えられる。2)

1. Dandona Pet al. Efficacy and safety of dapagliflozin in patients with inadequately controlled type 1 diabetes (DEPICT-1): 24 week results from a multicentre, double-blind, phase 3, randomised controlled trial Lancet Diabetes Endocrinol. 2017 Nov;5(11):864-876

2. Petrie JR. SGLT2 inhibitors in type 1 diabetes: knocked down, but up again? Lancet Diabetes Endocrinol. 2017 Nov;5(11):841-843.

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N. Ishizuka

Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

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