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2型糖尿病と死亡率

 2型糖尿病で、血糖値、血圧、LDLコレステロールのコントロール、禁煙、正常アルブミン尿が達成されれば死亡率増加はない。心不全のリスクは続く。

まとめ
スウェーデンのスタディ、271,174人、5.7年のフォローアップ、5個のリスクファクター(グリコヘモグロビン、LDLコレステロール、尿アルブミン、喫煙、血圧)がターゲットレンジに入っていれば、全死亡、急性心筋梗塞、脳卒中のコントロールに比べリスク増加は認められない。心不全はリスクが増加している。喫煙は死亡について最大のリスク因子である。

ハザード比
全死亡 1.06
心筋梗塞 0.84
脳卒中 0.95
心不全で入院 1.45

ターゲットレンジ
A1C <7.0%
LDL <97mg/dl
血圧 <140/80
正常アルブミン尿
登録時に喫煙していない

Rawshani A et al. Risk Factors, Mortality, and Cardiovascular Outcomes in Patients with Type 2 Diabetes. N Engl J Med. 2018 Aug 16;379(7):633-644.

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N. Ishizuka

Author:N. Ishizuka
糖尿病専門医です。インスリン分泌の基礎研究を経て臨床に戻りました。これまで読んだ論文を臨床に生かしていこうと思い、ブログ形式でまとめています。

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